
【防災はあんこを守ること】 黒糖まんじゅうといいます。よろしくお願いします(^^)/
「防災」は、今の日本における大きなテーマであると思います。
そんな中でも、
どこか他人事・・・
自分には、自分の会社には関係ない・・・
災害が怖いことは知っているけど、
準備はしない、できない、時間がない・・・
そんな今、防災コンサルという職種がとても重要ではないでしょうか??

まんじゅうは「防災士」という資格をもっていて、防災関係の仕事も多く経験しているので、将来「防災コンサル」を仕事のひとつにできたらいいなと思っています
防災についてのコンサルを受けたい!どんな内容なのか知りたい!
まんじゅうと同じように、防災コンサルという仕事に興味がある!
まんじゅうも含め、そんな方のために調べ、まとめてみました!少しでも役にたてばうれしいです!!
日本が災害大国といわれる理由

日本が「災害大国」といわれる理由は、地理的・地質的な特徴や気候条件により、多くの自然災害が頻繁に発生するためです。以下のような具体的な理由があります。
1. 地震が多発する
- 日本は「環太平洋火山帯」に位置しており、4つのプレート(ユーラシア・北米・フィリピン海・太平洋プレート)がぶつかり合う地点にあります。
- このため、地震が非常に多く、大地震や津波も定期的に発生しています。
- 例:2011年の東日本大震災、1995年の阪神・淡路大震災
2. 台風の通り道
- 日本は毎年、夏から秋にかけて台風の通り道になります。
- 強風・大雨・高潮などの被害を受けやすく、土砂災害や洪水の原因にもなります。
3. 火山が多い
- 日本には活火山が100以上あり、世界でも有数の火山国です。
- 噴火による火山灰・火砕流・溶岩流・泥流などの災害が発生する可能性があります。
- 例:御嶽山(2014年)、桜島、浅間山など
4. 急峻な地形と多雨
- 山が多く急な地形のため、大雨が降ると土砂災害が起きやすい。
- 梅雨や台風の時期には、河川の氾濫やがけ崩れが頻発します。
5. 都市集中によるリスク
- 地震や洪水に弱い場所に多くの人や建物が集中しているため、災害が起こると被害が大きくなりやすい。
- 特に東京や大阪などの大都市圏は、高い災害リスクを抱えています。
このように、自然条件と社会的条件の両方が重なって、日本は災害大国と呼ばれています。
じゃあ、どうやって自分を、家族を、企業を守っていくのか?リスクを下げるには?
「分からん!!」という方がほとんどのはず!
そんな日本にとって「防災のコンサル」はやっぱり必要不可欠ですよね!
防災コンサルとは

「防災コンサル」とは、防災(災害への備え)に関する専門的な知識やノウハウを提供するコンサルタント、あるいはその業務全般を指します。企業、自治体、学校、病院などが災害への備えを整えるために、防災コンサルタントの助言や支援を受けることが一般的です。
主な業務内容
防災コンサルには以下のような業務があります:
- リスクアセスメント
- 地震・洪水・津波・火山噴火などの災害リスクを分析し、影響度を評価。
- 防災計画の策定
- 事業継続計画(BCP)、地域防災計画、学校や病院の避難計画などの作成。
- 避難訓練の企画・実施
- 訓練シナリオの作成、訓練の指導やフィードバック。
- 施設の安全診断
- 建物の耐震診断、火災安全評価など。
- 啓発・教育活動
- セミナー、防災研修、防災意識向上のための教材制作など。
- 災害時対応支援
- 災害発生時の情報整理や意思決定支援など。
活躍の場
- 自治体(防災計画や地域訓練)
- 企業(BCP支援、工場・オフィスの安全対策)
- 医療機関や教育機関(避難計画)
- 建設会社(災害リスク調査)
- NGO・NPO(地域支援、防災教育)
関連資格
- 防災士
- 危機管理士
- 測量士(災害地形把握)
- 一級建築士(耐震設計など)
- 技術士(建設・環境分野)
必要な知識は多岐にわたりますが、「命を守る」ためのコンサルとして社会的な意義の高い仕事です。
次は、防災コンサルタントになるにはどうしたらいいのか?です
防災コンサルタントを仕事にするには

防災コンサルタントを目指す場合、専門性・実務経験・対人スキルの3つが鍵となります。公共性の高い仕事であり、社会貢献性も大きいため、やりがいのある分野です。
これを仕事にできたらいいな!!
【1】出発点となる職種や経歴
- 建設・インフラ系技術者(土木・建築・測量など)
- 自治体職員(防災・危機管理部門)
- 消防・自衛隊出身者
- IT・通信会社の危機管理部門
- 災害ボランティアやNPO経験者
技術系・行政系のどちらからでも転向可能です。
🎓 必須・有利な資格や知識
資格名 | 特徴 |
---|---|
防災士 | 入門向け、幅広く災害対応を学べる |
危機管理士(1〜3級) | より専門性が高く、企業・自治体対応向け |
技術士(建設・上下水道) | インフラ・耐震・都市計画などの専門性を証明 |
一級建築士/土木施工管理技士 | ハード面の評価・設計に強み |
BCP(事業継続)関連資格 | 企業向け対策に必要 |
GIS(地理情報)スキル | ハザードマップ・リスク分析に有用 |
公的計画策定の知識 | 地域防災計画、危機管理マニュアルの作成力 |
語学力(英語・やさしい日本語・多言語対応)も評価されやすいです。
🛠 活躍の場と雇用形態
働く場所 | 雇用形態 |
---|---|
コンサル会社(防災専門 or 総合) | 正社員/契約社員 |
自治体・外郭団体 | 嘱託職員、非常勤、防災アドバイザー |
NPO・NGO(地域防災支援) | 正職員・プロボノ |
フリーランス(独立) | 業務委託、講師、執筆など |
一部の防災士はセミナー講師や訓練指導員としても活動しています。
📈 将来性とニーズの動向
- 気候変動・都市化により、災害リスクはむしろ増加傾向
- 国や自治体の補助金制度で防災計画や訓練が拡充されやすい
- 企業のBCP義務化(ISO22301など)で民間ニーズも高まっている
- 外国人対応・多様性対応の観点で、より広い知見が必要とされる
🔎 どう始めるべき?
- 防災士などの入門資格を取得(民間でもOK)
- 自治体や企業の防災講座・セミナーに参加
- 関連分野で実務経験を積む(建設、自治体、危機管理部門など)
- コンサル会社・NPOでインターンや副業から関わる
✅ 向いている人の特徴
- 論理的思考と現場感覚の両方を持つ人
- 公共性や社会貢献に価値を感じる人
- 文書作成やプレゼン、調整業務が得意な人
- 想定外の事態に柔軟に対応できる人
防災コンサルタントの主な業務内容

コンサルについては、基本的に「自治体向け」と「企業向け」に分かれます。まんじゅう的には、「個人向け」があるべきだな~と思っています
自治体向け防災コンサル
自治体向けの防災コンサルは、地域全体の命と生活を守るための計画・訓練・体制づくりを支援する仕事です。住民、行政、地域企業、福祉施設など、多様な関係者が連携できる仕組みづくりが求められます。
🏘 自治体向け防災コンサルの主な業務
1. 地域防災計画の策定・見直し支援
- 災害リスク(地震、洪水、土砂災害など)の評価と想定
- 行政、消防、自衛隊、住民の役割分担を明記
- 各種法令(災対法、地防法)や国のガイドラインに準拠
2. ハザードマップ作成支援
- 最新の地形・気象・統計データに基づき、わかりやすくビジュアル化
- 高齢者や外国人にも伝わる多言語対応やユニバーサルデザイン
3. 避難所運営マニュアルの整備
- 平時と災害時の開設手順・人員配置・物資管理
- 福祉避難所との連携(高齢者・障がい者への配慮)
4. 住民・地域組織向け訓練・啓発支援
- 自主防災組織向けの訓練、地域防災リーダー研修
- 避難所開設訓練、防災フェア、防災出前講座など
5. 災害対応シミュレーション・ワークショップ
- 災害時の指揮系統・意思決定を模擬体験
- 実務者(行政職員)向けの図上訓練(DIG、HUG)
6. 災害時情報発信体制の整備
- SNSや防災無線、Lアラート等による情報の迅速な周知
- 多言語・やさしい日本語による配慮
📊 自治体における導入メリット
項目 | 効果 |
---|---|
計画の具体化 | 実効性の高い防災計画で住民の安全を守る |
災害対応力の強化 | 災害発生時にスムーズな初動対応が可能 |
住民の防災意識向上 | 自助・共助が促進され、避難行動が円滑に |
庁内の危機対応能力向上 | 職員の防災知識・役割理解が深まる |
🧭 コンサル導入の流れ(例)
- 現状分析(防災計画、地域課題、訓練実施状況)
- 課題整理・改善提案
- 各種計画書・マニュアルの作成または改訂
- 訓練・研修・住民啓発支援
- 年度ごとの見直し支援・成果報告作成
🔎 コンサル選定のポイント
- 地方自治体での支援実績(特に人口規模・地域特性が近い事例)
- 防災士や危機管理アドバイザーなどの資格・スキル保有
- 地域住民と一体となった対話型の支援スタイル
企業向け防災コンサル
企業向けの防災コンサルは、「事業の継続性」と「従業員の安全」を確保することが主な目的です。災害が発生した際の損害を最小限に抑え、迅速に業務を再開できる体制を構築するために、専門的な支援を提供します。
🔐 企業向け防災コンサルの主な内容
1. リスク評価・現状診断
- 拠点の立地、建物の耐震性、周辺の災害リスク(洪水・地震など)を分析
- 業務フローの中で災害時に脆弱なポイントを抽出(サプライチェーンなど)
2. BCP(事業継続計画)策定支援
- 災害時にどの業務を優先して継続・復旧するかを明確化
- 代替拠点、代替通信手段、在宅勤務体制などの準備
- サプライヤーや顧客との連携体制の構築
3. 防災マニュアル・初動対応計画の作成
- 従業員がとるべき初動行動(避難、安否確認、初期消火など)を整理
- 指揮命令系統や緊急連絡網の整備
4. 防災訓練の企画・実施
- 地震・火災・風水害などを想定した訓練の実施
- 安否確認訓練、避難誘導訓練、BCP発動訓練など
5. 社内教育・啓発活動
- 社員向けの防災研修、防災意識向上セミナー
- 安全衛生委員会や防災担当者向けの専門研修
🏢 対象企業と導入効果の例
業種 | コンサル内容 | 効果 |
---|---|---|
製造業 | 工場の地震対策、BCP策定 | 供給停止リスクの低減 |
IT企業 | サーバーの耐障害対策、在宅勤務体制支援 | 業務停止の回避 |
商業施設 | 避難誘導計画、訓練実施 | 顧客・従業員の安全確保 |
金融業 | 拠点分散・データバックアップ体制整備 | 信用リスクの抑制 |
🧭 コンサル導入の流れ(一般的な例)
- ヒアリングと現状調査
- 課題の整理とリスク評価
- 対策案・計画の提示
- 文書化(マニュアル・計画書)
- 訓練・教育支援
- 定期的な見直し・アップデート
💡 コンサルを選ぶポイント
- 実績(業種・規模の近い企業の対応経験)
- 資格(防災士、BCP専門資格、建築・設備系資格)
- 提案力とカスタマイズ性(汎用的でなく、自社に最適化された内容)
まとめ

今後の日本にとっても、業種としても、魅力満載の防災コンサルタント!
今後伸びる業種でもあると思っています!!
今後は、企業価値のなかに「企業防災」も入っていくといわれています
調べる中で、やはり今後必要な仕事であり、まずは副業程度からでもいいのではじめてみたいという気持ちが強くなりました!
案件などもしあれば、ご連絡ください!(笑)
以上です!ありがとうございました!!(^^)/