「政府備蓄米」いままでとこれから

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【お米がないとおはぎができません】黒糖まんじゅうといいます。よろしくお願いします!

まんじゅう
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ちまたは、「備蓄米」のニュースでもちきりですね!

  • で、結局備蓄米ってなに?
  • どこで買えるようになるの?
  • いままでってどうだったの?
  • これからどうなるの?

そんな疑問にお答えします!!

急いでつくったので、読みにくかったらすみません!

政府備蓄米とは?今後の売り方、随意契約の方法等

政府備蓄米は、日本の食料安全保障を支える重要な制度であり、災害や不作、価格高騰などの緊急時に備えて、政府が一定量の米を保管しています。

まんじゅう
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今回は随意契約・・・簡単に言うと政府が直接販売業者を選んで売ることによって、安い値段で流通するようにしたい!ということみたいですね!

備蓄米の放出・・・どうやって売るの?

放出するのは、令和3年と4年に収穫されたあわせて30万トンで、年間1万トン以上のコメを扱うことができる、ネット通販なども含めた大手の小売業者を対象に、ことし8月末までに消費者に販売する量について、毎日、申請を受け付けるそうです。

 価格は収穫された年で異なりますが、平均では、これまでの平均落札価格の半額程度の、60キロあたり消費税込みで1万1556円、5キロに単純に換算すると963円で売り渡すとしています。

 農林水産省は、これに一般的な流通経費が上乗せされると、店頭での価格は、5キロあたり税抜きで2000円程度、税込みで2160円程度になると試算しています。

随意契約の資格等

まんじゅう
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備蓄米のいままで

■ 備蓄米の歴史と背景

1. 戦後の食糧不足と備蓄制度の始まり(1940年代〜)

  • 戦後の食糧不足を受けて、国家が食料供給の安定を目的に米の管理・備蓄を開始。
  • 食糧管理制度(食管制度)のもとで、政府が米を一元的に買い上げ・販売・備蓄していた。

2. 食糧法の改正と備蓄制度の見直し(1995年)

  • 1995年、食管制度が廃止され、民間流通が中心に。
  • 代わりに「食糧法」が制定され、「政府備蓄米制度」が始まる。

3. 政府備蓄米制度の概要(現在の基本枠組み)

  • 国が毎年約100万トンの米を備蓄。
  • 備蓄期間は5年間。期限が近づいた米は、主に以下の用途で放出される:
    • 学校給食
    • 自治体や福祉施設での利用
    • 海外援助(ODAなど)

4. 東日本大震災(2011年)と備蓄米の重要性再認識

  • 震災をきっかけに、備蓄米の重要性が広く再認識される。
  • 被災地に対する備蓄米の放出が行われ、災害時の食料確保の要として活用された。

■ 現在の課題と動向

  • 民間備蓄の推進:政府だけでなく、企業や自治体、個人の備蓄が重視されている。
  • フードロス対策との両立:期限切れ備蓄米の再利用(給食や福祉活用など)を拡大。
  • 多様な備蓄形態:レトルトご飯やパック米の採用、備蓄方法の多様化。
  • 有事対応:パンデミックや国際情勢不安に備えて、米だけでなく他の食品の備蓄も重要視。

政府備蓄米は、一定の保存期間(通常5年間)が過ぎると「古米」となり、民間や公共機関などに販売・供給されます。販売方法にはいくつかのパターンがあります。


📦 いままでの政府備蓄米の売り方(販売ルート)

1. 一般競争入札(公売)での販売

  • 対象:米卸業者、食品加工会社、輸出事業者など。
  • 実施機関:農林水産省または農政局が公示。
  • 特徴
    • 年に数回、定期的に入札が行われます。
    • 一定の数量単位(例:数トン以上)で販売され、個人の参加は不可。
    • 入札要項に従い、価格や使用目的(加工用・輸出用など)が指定される場合があります。

▶︎ 入札情報は農林水産省の公式サイト(食料部)で公開されています。


2. 災害・緊急時の無償または有償供給

  • 対象:地方自治体、学校、福祉施設、被災地など。
  • 特徴
    • 地震や台風などの災害発生時に、緊急食料として提供。
    • 通常は無償または低価格で提供されます。

3. 福祉・学校給食向け販売

  • 対象:自治体、社会福祉法人、学校など。
  • 特徴
    • 加工用(給食、福祉施設の炊き出しなど)として、比較的安価に供給。
    • 備蓄米の活用として社会的に重要な用途とされています。

4. 輸出用販売

  • 対象:輸出事業者。
  • 特徴
    • 国内消費に適さない古米を、加工用や飼料用として海外へ輸出。
    • 主にアジア諸国への輸出が多い。

5. 加工・飼料用としての売却

  • 用途例
    • 米粉、せんべい、酒、みりんなどの加工食品
    • 飼料米として、家畜用の餌に転用されるケースも。
  • 販売方法
    • 加工業者向けに一括販売される。
    • 一般向けにはほとんど流通しない。

❌ 個人が直接買えるか?

原則として、個人が直接政府備蓄米を購入することはできません
ただし、以下のようなルートで間接的に入手可能な場合があります:

  • 加工品(例:せんべい、菓子、米粉製品)として市販されるもの。
  • 福祉団体・NPOが自治体から提供を受け、ボランティア炊き出し等で活用。
  • 稀に、入札で落札した業者が再販用に小売販売するケースも(ただし品質や年数に留意が必要)。

備蓄米のこれから

「備蓄米のこれから(今後の展望や課題)」について解説します。日本の食料安全保障や人口動態、気候変動、国際情勢の影響を受けながら、政府備蓄米制度も転換期を迎えています。


🌾 備蓄米の「これから」:5つの重要トピック


1. 気候変動リスクへの対応強化

  • 異常気象(猛暑・豪雨・冷害)で不作や品質低下が増える中、備蓄米の役割が今後さらに重要に。
  • 備蓄量や備蓄品種の見直しが検討されている。
  • 異常気象に強い新品種(耐倒伏性・耐高温性)の導入も今後の焦点。

2. 分散備蓄と地方活用の強化

  • 南海トラフ地震など大規模災害を想定し、備蓄米の保管場所をより地域分散化へ。
  • 地方自治体と連携した**「地域連携型備蓄」**の強化が進められている。
  • 地元産米の備蓄への活用で地域振興にも寄与。

3. フードロス削減とSDGsへの対応

  • 「古くなった米を捨てずに活用」する観点から、備蓄米を活用した食品リサイクル(米粉、飼料化など)が今後拡大。
  • 学校給食・福祉施設・NPOへの供給強化がフードロス対策と貧困支援の両立に貢献。
  • 食品企業と連携し、備蓄米から製造された加工食品のブランド化も注目。

4. 備蓄戦略の「スマート化」

  • AIやIoTを活用した在庫管理や品質劣化モニタリングの導入が進む可能性。
  • 品質データをリアルタイムで分析し、最適な入替タイミングを算出。
  • デジタル庁などと連携した「スマート農業×備蓄管理」への発展も期待される。

5. グローバルな食料危機への備え

  • ウクライナ戦争や中東情勢により、世界的に穀物価格が高騰。輸入依存リスクを踏まえ、コメの国家的備蓄の意義が再認識
  • 今後は米に限らず、小麦・大豆などとの**連携備蓄(統合的食料備蓄)**の検討も進む。

まとめ

まんじゅう
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今回は緊急的な対処であって、これからずっとこうなる!

というわけではないみたいですね!

備蓄米の有効利用、これからも注目ですね!

以上です!ありがとうございました!(^^♪

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